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擁壁のある物件で起こりうるトラブルとは

土地や住宅を購入する際に気を付けておきたいポイントの一つが「擁壁」です。

擁壁の存在はトラブルが発生してしまう原因の代表的なものとなるため、しっかりとどのようなものかを認識しておく必要があります。

本ホームページでは擁壁のある物件で起こりうるトラブルについて詳しく解説をしていきます。

 

◆擁壁とは
擁壁という言葉に馴染みのない方が多くいらっしゃると思いますので、ここで擁壁について詳しく解説をしていきます。
擁壁とは、地面に大きな高低差を設ける際に、崖となる土の側面が崩れ落ちるのを防ぐために設計される壁状の建造物のことをいい、土留(どどめ)と呼ばれることもあります。

簡素な作りのものが土留であり、RC造などにより強固に設計されているものを擁壁と呼び分けることもあります。

また擁壁にはさまざまな種類があります。
RC造擁壁と呼ばれるものは無筋コンクリートでできたものと鉄筋コンクリートでできたものがあり、またその形状も逆T形、L形、逆L形、重量式、もたれ式など立地条件に合わせたさまざまなものがあります。

そのほかには、間知ブロック擁壁、大谷石積み擁壁、空石積み擁壁、2段擁壁など多種多様な擁壁が存在します。

 

◆擁壁により引き起こされるトラブル
では上記で紹介した擁壁からどのようなトラブルが発生するのかということについて、解説をしていきます。

擁壁が隣地との境界を超えてしまった場合にトラブルが発生します。
境界とは、国土交通省に登録(登記)がなされている、土地の区分を指します。
公法上定められたものであるため、これを変更することはできません。
もっとも、当事者間の合意によって少しであれば越境してもいいよ、といった取り決めをすることもできます。

しかしながら、隣地の方から越境について苦情があった場合には、擁壁を建て替える必要があり、その工事には数百から一千万円という多額の費用がかかってしまいます。

 

◆擁壁によるトラブルの回避方法
上記のようなトラブルを回避するためには、まず何といっても、新たに物件を購入する際に擁壁のチェックをしておくことが重要となります。

擁壁の有無を確認し、どうしても擁壁のある物件を購入したいといった場合には、擁壁の適合及び不適合についてしっかりと確認した上で、隣地の所有者の方と境界を確認しておくことで、トラブルを回避することができます。

擁壁の適合、不適合については、不動産屋に確認をすれば、検証済証の交付がなされているかを確認することができます。
もし不動産屋が口頭で問題ないと伝えた場合であっても、しっかりと書類を出してもらい、確認をしてもらうようにしましょう。
役所で確認することも可能となっています。

 

けやき綜合法律事務所では東京都を中心に、医療過誤、建築訴訟、ソフトウェア紛争などの、専門性の強い分野に特化した業務を取り扱っております。
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